今週のレギュラーガソリンの小売価格は、原油価格の上昇などを受けて1リットル当たりの全国平均で155.2円に値上がりしました。5週連続の値上がりで、来週も一段と値上がりするという見通しも出ています。
国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、今月1日時点のレギュラーガソリンの小売価格は、1リットル当たりの全国平均で155.2円となり、前の週より0.9円値上がりしました。

ガソリン価格の値上がりは5週連続で、3年10か月ぶりの高値の水準になっています。

これは、アメリカのトランプ政権が各国に対して、来月までにイラン産原油の輸入を停止するよう求めている影響で国際的な原油価格が上昇していることや、外国為替市場で円安となり輸入コストが上昇していることによるものです。

今後の見通しについて石油情報センターは「イランからの原油の供給が減る懸念が強まり、国際的な原油価格の上昇につながっている。ガソリン価格は来週も一段と値上がりすると予想される」と話しています。
NHKニュース
10月3日 15時13分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20181003/k10011656641000.html