東京五輪の経済効果を7年間で150兆円以上と見込んだのが大和証券の木野内栄治シニアストラテジストだ。
「北京五輪の集客効果などを参考にすると、日本の観光産業も世界水準並みになる」として、観光業の拡大が牽引(けんいん)役になると指摘。
現在、観光が日本の国内総生産(GDP)に占める比率は約5%にすぎないが、今後7年間で約10%に倍増して、95兆円の経済効果を生むと試算した。
さらに道路整備など政府のインフラ投資でも55兆円の経済効果が出ると分析した。