奴隷道徳は忠実で勤勉な人間をつくりだすが
彼らは命令には従うが国から何かをしてもらうこと(権利)しか考えない
奴隷が義務を自覚できないのは当然で
彼にとってはそれは従うべき命令に過ぎないから

義務とは各々が国家の主人であると自覚した国民が
自分が国や社会の為何ができるのかと主体的に
「かくあるべし」と考え実行するのであって
奴隷のそれは服従に過ぎない