在日米軍の朝鮮半島への作戦を許可しない
               ____
     ∧_∧      /___/|
    ( `・ω・´)    .| ∧_∧ !/!    ピシッ
    /     \    |<`Д´; >.|/|
.__| |____| |______..| ///ヽ|/|
||\/___/|   /| .| /./ |  |  _____
||\|..∧_∧ .|/.|  (⌒\|__./ /|/|/____/|
||. |<     >|/.|   〜\_____ノ|  | ||∧_∧  |/|
  |/  .//|/.|         .\|/!!<Д´;  >. | /.|
  || .//   |/.|           \.!/ //  ヽl/|
  ||   // .| |二⌒)        /|.|...|// | l/|


◆「ノー」と言える日本
 日米安保条約に基づいて、米国は日本防衛の義務を負っている。その米軍のために国内の基地を提供し、
その使用を認めている。ただし、これはあくまでも日本の防衛が目的だ。

 米軍が日本国外で軍事行動するために国内の基地から航空機などが発進する場合には日米両政府の事前協議が必要となる。
日本側出席者の発言は、この事前協議において、
国内から米軍が韓国来援に向おうとしても日本側は「ノー」ということもあり得るということを示したものだ。

 実は日米両政府間で事前協議が行われたことは一度もない。ベトナム戦争や湾岸戦争でも、日本政府は、
「米軍は移動している最中に命令を受けたのであって、ベトナムやイラクに直接、
向うために国内の基地を発進したわけではない」という論理で、米軍の作戦行動を担保してきた。

 だが、朝鮮半島有事が起きた場合、これまで通りの論理で米軍の作戦行動を日本は裏打ちすることができるのか。
国内の嫌韓感情がさらに高まれば、韓国支援に対する拒否感情も当然、強まる。
政府がどんなに韓国支援に動こうとしても世論の強い支持がなければ、全面的な支援は難しくなる。

◆対北の国防策を無視する「反日」国家・韓国
 韓国の国防政策にとって、米軍の来援は死活的な意味を持つ。米軍の来援があるからこそ、
韓国は北朝鮮と対峙(たいじ)することができる。その米軍は沖縄や岩国など日本国内の基地を使って、
韓国軍と一緒になって武力攻撃を仕掛けてくる北朝鮮と戦うことになっている。在韓米軍はいるが、
韓国にとって日本の国内基地から米軍が来援することが自国の安全保障の大前提となっている。
だが、その前提が崩れるかもしれないとしたら…。

 もちろん、日本政府が事前協議を米国に求めて、その場で「ノー」を言う可能性は限りなくゼロに近い。
だが、これまで一切タブー視されてきた日米両政府の事前協議に日本側が触れたことの意味はあまりにも大きい。
果たして韓国はどう受け止めるのか。

ソース 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140315/waf14031509060005-n3.htm
: 2014/03/18(火) 11:38:12.09