>>357
>化学反応無しでTHCを抽出できるやり方があるのか?

あるよ。

正しく、大麻中のテトラヒドロカンナビノール酸(THCA)が熱などにより、
THCに変化する事は『分解反応』である。

THCA「C 22 H 30 O 4」→THC「C 21 H 30 O 2」は「CO2」が遊離され、
「C21H30O2」と「CO2」に分解される。

この熱分解反応はTHCAが90℃に加熱されてから始まり、160℃以上に加熱されると
反応速度が早まる。

「degradation = 分解」

Determination of the relative percentage distribution of THCA and
Δ(9)-THC in herbal cannabis seized in Austria - Impact of different
storage temperatures on stability.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26247127

大麻製品の主な有効成分であるΔ9-テトラヒドロカンナビノール(Δ9-THC)は、
主に精神作用に関与している。

その不活性な生合成前駆体であるテトラヒドロカンナビノール酸(THCA)は、
新鮮な未乾燥大麻植物中に異なる量で存在する。

乾燥、温度およびUV暴露の影響下で、Δ9-THCに分解する。

大麻製品中のTHCA /Δ9-THCの分解の測定を、HPLC-UVによってモニターした。

Δ9-THCへの分解過程に及ぼす低温および高温の影響を調べた。

高い貯蔵温度は、THCAからΔ9-THCへのより迅速かつ完全な分解をもたらした。