学識のない者は永住と帰化を混同している。
永住は、在留期限が無期限ということだ。つまり、在留する外国人は在留資格に在留期間があるが、
永住にはそれがないというだけだ。国籍も変わらず、特定の犯罪等を起こせば強制送還されることもあり、また、この資格が
取り消されることもある。帰化は、国籍が変わり法的には日本人となる。犯罪を犯しても強制送還はできないし、帰化が取り消される
こともない。一端帰化を与えると如何なる事由があれど取り消されることはないのであるから慎重に対処すべきだ。