近くのお寺のお坊さんが、毎朝あまりにもお供え物のお菓子類とか集まるので朝に通ってる檀家の人達にお菓子類と持って来なくても、わざわざお寺に足を運んでくれるその気持ちだけでいいですよと言ったらしい。
話を歪めて受け取るバカな檀家の年寄りは「あそこの坊さんは菓子はいらないから金を包めとか言った」
だの噂流したやつもいたそうだが、ほとんどがまともな人達なので、かえって消費しきれないお菓子が沢山あると勿体ないことだなと、いつもお菓子を持っていく風習だんだん減ったそうだ。
程なくしてお寺の周囲の菓子屋が次々と閉店していったな。
しかしそれはお寺が悪いのではなく、普段から多くのお客さんが店を利用する様な魅力あるお菓子を作らなかった菓子屋の努力不足だけどな。