アスベスト見舞金 支払いに課題

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20181012/1050004244.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

神奈川県藤沢市の保育園で、改修前の建物の天井の一部にアスベストが吹き付けられていたとして
市はかつて通っていた人に見舞金を支払う方針を決めましたが、対象となる人の把握が課題となっています。

藤沢市の市立浜見保育園では遊戯室の天井にアスベストが吹きつけられていたことがわかりました。
藤沢市は、開園当初の昭和47年から平成18年2月までの期間で天井のアスベストを含んだ部分が
露出していたり雨漏りがあったりした時期に通っていた元園児、およそ750人に
1人1万円の見舞金を支払うなどの方針を決めました。

しかし、平成12年より前に通っていた園児の名簿が残っておらず対象となる人の把握が課題となっています。
市によりますと、把握が困難な元園児は当時の定員からおよそ480人になると見られ、
心当たりのある人は名簿を提供してほしいと呼びかけています。

こうした取り組みをしても名簿が見つからなかった時期の元園児から見舞金の申請があった場合には、
当時の住所のほか、先生や友人の名前を言ってもらうなどして対象者かどうか判断するとしています。

市は、今後、議会の議決を経て来年には制度の運用を始める意向です。

10/12 19:02