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人間VSコンピュータオセロ 衝撃の6戦全敗から20年、
元世界チャンピオン村上健さんに聞いた「負けた後に見えてきたもの」
20年前。歴史を変えたAIとの戦いに、1人の日本人チャンピオンが挑んでいた。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1710/06/news013.html

2017年、人間は2つの知的ゲームでコンピュータに決定的な敗北を喫しました。

囲碁の世界レーティング1位の柯潔(カ・ケツ)九段が、
米Google傘下DeepMindの囲碁AI「AlphaGo」との3番勝負で3戦全敗(関連記事)。

さらに将棋の佐藤天彦名人が、第2期電王戦二番勝負で将棋AI「PONANZA(ポナンザ)」に、
先手番・後手番ともに敗れました(関連記事)。

急激に進歩するAIにより生活が激変するといわれる21世紀。2045年、あるいはそれを上回る速度で、
人間の知能をAIが決定的に上回る「シンギュラリティ」が来るともいわれ、
人間の存在価値すら問われ始めている昨今において、衝撃的な出来事でした。

そのちょうど20年前の1997年。囲碁と将棋のように、
人間にとって非常にポピュラーな知的ゲーム2つで人間が敗れた、歴史的な年がありました。

チェスで伝説的世界チャンピオンだったガルリ・カスパロフ氏が、
IBMが開発したAIの「ディープ・ブルー」に2勝3敗1分けで敗退。

そしてもう1つがオセロ。当時の世界チャンピオンだった日本人の村上健(たけし)氏が、
NEC北米研究所によって作られた「ロジステロ」に6連敗で敗れました。