☆ たまたまスレです

韓国版「HimToo」運動がインターネット上で勢いを増し、広まっている。
「HimToo」とは、女性が性的暴行被害にあったことを告発する「MeToo」になぞらえ、「性的暴行を受けた」との虚偽の訴えにより被害に遭った米国人男性たちの告発運動を意味する言葉だ。

先月8日に開設されたネット掲示板「あなたの家族とあなたの人生を守るために」のメンバーたちは27日午後1時、ソウル地下鉄の恵化駅1番出口前で「有罪推定糾弾デモ」を行う。
この掲示板を運営するキム・ジェジュンさん(28)は「被害者の陳述が一貫しているという理由だけで、正当な証拠もないのに犯罪者にされるのは、正しい司法原則ではないことを知らせるための集会だ」と説明した。
「性の対決へと誘導したり、性暴力を容認したりするための集会ではない」ということだ。

この掲示板は、昨年11月に大田のコムタン(牛テールスープ)店の客Aさんがほかの女性客の尻を触った容疑で懲役6月を言い渡され、法廷拘束された、いわゆる「コムタン店痴漢事件」をきっかけに開設された。
裁判所が保釈申請を受け入れたため、Aさんは今月12日に釈放された。

開設から1カ月余りで掲示板の会員は5700人に増えた。
集会まで開くことになったのは、悔しい思いをする男性たちの状況が相次いでいるからだ。

掲示板に書き込みをしたイさん(46)は今年7月、妻と息子2人と共にソウル市九老区内のプールに行った際、ある女性に痴漢呼ばわりされてその場で警察官2人に連行された。
イさんは本紙のインタビューに「九老警察署に連行された時の子どもたちのおびえた表情が忘れられない」と話した。

防犯カメラの映像を確認した結果、別の有力容疑者が1週間後に浮上した。
担当刑事は「真犯人を捕まえた。申し訳ない」と言った。

イさんは「性犯罪を防ぐ強力な処罰が必要であり、『MeToo』運動の趣旨にも賛成するが、被害者陳述だけで悔しい思いをする人を出すのは家庭崩壊につながる恐れもあるということを皆さんに知ってほしい」と語った。
この掲示板には、加害者だと言われて悔しいと主張する男性の恋人や母親、妹なども書き込みをしている。

主婦パクさん(41)は今年8月、大学生の息子ムンさん(19)がソウル・弘益大学付近のクラブに行った時、見知らぬ女性に痴漢だと言われて検察の取り調べまで受けたと書き込んだ。
警察は女性の陳述を取らずにそのまま検察に送り、1カ月経過してから女性とムンさんから事情を聞いたという。

その間にクラブの防犯カメラ映像は自動的に削除されてしまった。
母親のパクさんは本紙の電話取材に「事件当日、被害女性から陳述を取り、防犯カメラの映像を確認していれば、それだけで容疑を晴らすことができたはずだ」と言った。

ソウル市内のある警察署の女性青少年係に勤める刑事は「証拠が被害者の陳述しかないため、事件を不起訴意見付きで送検しようとすれば、最近の雰囲気からして決裁が下りない。
女性市民団体を通じて事が複雑になるのを司法機関も負担に思っているため、とりあえず起訴意見付きで送検することになるが、検察の取り調べ段階で職場や家庭に通知書が行った瞬間、容疑者の人生は終わったも同然となる」と語った。

http://news.livedoor.com/article/detail/15445692/