2018/10/15 19:24 現在

全国チェーンのそば店を運営する「ゆで太郎システム」の本部のマネージャーからパワーハラスメントなどを受けたとして県内のフランチャイズ加盟店の店員だった男女2人が15日、本部を相手取り、慰謝料を求める訴えを富山地方裁判所高岡支部に起こしました。

訴えを起こしたのは、「ゆで太郎システム」の県内のフランチャイズ加盟店で働いていた70歳の女性と20歳の男性の2人です。

訴状によりますと、2人は直接の雇用関係にある加盟店のオーナーではなく「ゆで太郎システム」の営業本部マネージャーから休憩を取らずに働けと強要されたりパワーハラスメントを受けたりしたなどとして、「ゆで太郎システム」に対しそれぞれに100万円あわせて200万円の慰謝料を支払うよう求めています。

これに対し、被告の「ゆで太郎システム」はKNBの取材に答え、「本部が雇用していない加盟店の従業員の休憩について指示をすることやパワハラにあたる発言をすることはあり得ない。」としました。

また、「訴状が届いてから検討することになるが、事実関係を裁判で争うことになるだろう」と述べました。

2018/10/15 19:24
KNBニュース
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