文部科学省は15日、千葉県市原市にある「養老川流域田淵の地磁気逆転地層」を国の天然記念物に指定すると官報に告示した。この地層をめぐっては、茨城大などの研究グループが昨年、77万〜12万6000年前の地質時代を区切る代表地点とするよう国際学会に申請。学会に認定されれば地質時代が「チバニアン」と命名される。
 
市原市教委は天然記念物指定を受け、保存活用計画を策定し、観光客の受け入れ体制強化のため駐車場やトイレ、遊歩道などを整備する方針。

(2018/10/15-18:40)
時事ドットコム
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