諏訪で定期券タクシー実験開始

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20181015/1010006116.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

70歳以上の高齢者を対象に、自宅と、駅や病院など、あらかじめ登録した区間で、
タクシーを1か月間定額で利用できる「定期券タクシー」の実証実験が諏訪市などで始まりました。

この実証実験は公共交通が不便な地域に住んでいたり運転免許証の返納を検討したりしている高齢者に
日常の移動手段を提供しようと、諏訪市などのタクシー会社と大手旅行会社が合同で企画し、
15日、県庁で記者会見して明らかにしました。

それによりますと対象となるのは、諏訪市や岡谷市など3市1町に住む70歳以上の高齢者で、
利用者の自宅と、駅、病院、スーパーのうち2か所を選んであらかじめ登録すると、
その区間は、1か月のあいだ定額でタクシーを利用できるということです。
利用は日中の時間帯に限られ、料金は距離に応じてひと月あたり、
1万5000円から7万8000円までと、幅広く設定されています。

実験は15日から来年3月末までで、年内の利用者の募集は
15日から先着で50人、受け付けているということです。
タクシー会社などでは実験の結果をもとに本格的に導入するか検討することにしています。

諏訪交通の山谷恭博社長は
「高齢の方の移動手段としてタクシーを使ってもらうことで業界の活性化につなげ、
タクシー業界と利用者の両方にとっていいしくみをつくっていきたい」
と話していました。

10/15 19:14