【岡山】総社市下原は、なぜ西日本豪雨で「犠牲者ゼロ」にできたのか 総社市危機管理室長「市が教えられることの方が多い地区」
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イラストレーション:溝川なつみ
https://amd.c.yimg.jp/amd/20181016-00009228-bunshun-000-1-view.jpg
窓の外がパッと明るくなった。
直後にドーンと大音響がする。ガラスが一斉に割れて飛び散り、砂ぼこりが入ってきた。
「土砂崩れだ」。浅沼恭代さん(46)はそう思った。が、家の外を見てもそれらしい土砂はない。
「何が起きたのか」。わけが分からないまま、「とにかく逃げなければ」と家族6人で車に飛び乗った。
岡山県総社(そうじゃ)市下原(しもばら)。7月6日午後11時35分頃のことだ。
浅沼さん一家は、取るものも取り敢えず逃げたのではない。実は避難の準備ができていた。
ただ、警戒していたのは豪雨災害だった。5日から激しくなった雨が6日になっても降りやまず、河川の氾濫や裏山の土砂崩れを心配していたのだ。いつでも逃げられるよう、自治会が配った避難袋に、懐中電灯、助けを呼ぶ時に吹くホイッスル、飲み物、着替えを入れていた。
そうした時に大音響がした。
後で知ることになるのだが、下原の外れにあるアルミ工場が爆発事故を起こしていた。工場の横を流れる川があふれて、溶解炉に水が入ったらしい。下原には約110戸、350人ほどが住んでいたが、従業員は何も知らせずに逃げていた。
長さ6メートルほどのH鋼、約4メートルの金属製ダクト、大人が2人がかりでも持ち上げられないほど重量のある金属塊、ほかにも火の玉のようになった破片が数え切れないほど飛来した。奇跡的に家を直撃せず、20人弱が軽いケガをした程度で済んだが、衝撃波は約一キロメートル先の家のガラスまで割った。
それだけではない。下原は翌日にかけて、西日本豪雨の河川氾濫で最大2.5メートルほど浸水する。
こうした二重苦の災害にもかかわらず、犠牲者はゼロだった。
同じ河川の氾濫で市街地が丸呑みになり、51人も亡くなった倉敷市真備(まび)地区とは対照的だ。両地区は隣接しており、家が切れ目なく続いている。なのに何が違ったのか。それは日頃の備えと意識だろう。
下原で災害対策の要になってきたのは自主防災組織(略称・自主防)だ。万一の時に、住民が力を合わせて生き延びるための「共助組織」で、全国的に自治会単位で作られている。下原では東日本大震災の翌年の2012年4月に結成した。
「東日本大震災が他人事には思えなかったのです」と、自主防の副本部長、川田一馬さん(70)は話す。
下原は、3本の河川が交わるような土地にある。「岡山三大河川」の一つに数えられる高梁(たかはし)川、その支流の新本(しんぽん)川と小田川だ。西日本豪雨で決壊し、真備で多くの命を奪ったのは小田川である。
どの川も氾濫の危険性を孕(はら)んでおり、「1893年に高梁川が切れた時には、下原から真備にかけて浸水し、下原の120戸のうち112戸が流されて、32人が犠牲になりました」と、一馬さんが話す。下原在住の小西利一・総社市議(64)は「氾濫の跡には、高梁川が運んできた砂で、高さ3〜4メートルの山がいくつもできました。それが今でも真備には残っています」と語る。
自主防はまず避難路を整備した。集落の背後に伊与部(いよべ)山(標高105メートル)があり、地区のどこからでも直線の最短距離で登れるよう3本の避難路を指定した。登りにくい道は、皆でコンクリートで固め、石段を作るなどした。
避難は地区を7班に分け、班ごとに行う。各班では全戸の世帯人数、要支援者数、実際に避難した人数、ガスの元栓を締めてきたかどうかまで書き込む用紙を作った。最初に集まった時点でチェックし、高台に避難した後で再確認すると決めた。
避難訓練は毎年実施し、一昨年は夜間に行った。どの家に要支援者がいるかは訓練のたびに確認する。車椅子を使った訓練も行った。こうして課題を抽出しては、翌年工夫を凝らしており、昨年は乗用車を持たない人を誰の車で運ぶかも指定した。
「若手が働きに出て不在の昼間に避難するにはどうしたらいいかをテーマに訓練を企画するなど発想力があります。市が教えられることの方が多い地区です」と総社市役所の河田秀則・危機管理室長(53)は話す。
(続きはソース)
10/16(火) 7:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181016-00009228-bunshun-life 老人の多い地域では自治会による自主防災は必須だと思うなあ
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土質や地形、雨の降雨状況、が大きく左右してるから しかし倉敷市はカスだったな。あまり言いたくないが・・・ じゃあ、真備町は馬鹿だったと言いたいんですか!!!
これどっかで聞いたことあるな・・・ こんなの地図見りゃ一発で分かる
下原には田んぼを潰して造成した新興住宅地が無いから。
記事にある工場は下原といってもほとんど真備川辺
あと下原も浸水してるが2階が浸かるほどではない。
助かるも助からないも紙一重だから、記事を書く人間が簡単に住民意識の差なんて言っちゃダメだ そうじゃそうじゃ総社市まんじゅう
美味しかったそうじゃ! 真備地区の何が悪かったって。。40年も水没の危険は指摘され続けたのに
川下の利権が邪魔してバイパス工事が一向に進まなかったことだ >>1
>下原の外れにあるアルミ工場が爆発事故を起こしていた。工場の横を流れる川があふれて、溶解炉に水が入ったらしい。
>下原には約110戸、350人ほどが住んでいたが、従業員は何も知らせずに逃げていた。
これな。ひどい話やで 昨年も小田川と高梁川下流が決壊ギリギリだったよ
運次第と諦めず雰囲気作りって難しいけど大事だな >>7
未だに地震被害すら回復出来てなくて街中ブルーシート祭りと言う… いきなり創価のおばちゃんが来たら
わけが分からないよね。
とにかく逃げないと 愛媛の犠牲者死因は窒息死11人、溺死9人
. もうダム放流はしないでくれ。
* 〃〃∩ _, ,_ 頼むからやめてくれ
⊂⌒( `Д´) 公明国交省
ヽ_つ ⊂ノ ギャー! 死ぬ!ブクブク・・・・
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避難指示はダム放流5分前! >>22
マジ有能だよな
在職中の成功は挙げられても失敗は挙げられないレベル
前市長の無能さが際立つ 総社も倉敷も市長とスタッフは有能だよ
無能でバカが隣の矢掛町長。 ナ〜ンにもできず、県の支持を待つだけ
無能と言われたら、職員を怒鳴りつける。 矢掛町職員が気の毒 単純やけど地形の差じゃね?
どやっ?言う前に犠牲者いてることかんがえれ? 倉敷は気を付けた方がいい。サンズイや島の地名ばかりだ
昔の地図や干拓事業の歴史を調べたら分かる
しかも倉敷ってことは、川や海の岸にある蔵ですよ 地形や川の護岸とか現地の事はよくわからないけど
たまたま運がよくて川の護岸が決壊しなくて被害が無かっただkなんじゃないの? >>7
通天閣のライトアップすら未だにできない無能だからね >>29
どっちも職員は無能だぞ
現市長が手綱を握るまではマジで酷かった >>43
ww
何かここ拠点的なものがある場所じゃなかった?神社か何か
気象兵器の情報なども知っていて、準備にぬかりなかったのだろう そうじゃった?
そうじゃし!
そうじゃろか?
そうじゃがわ! <<37
備中、備後は主要河川が氾濫一歩手前だった。これが決壊すると、平屋の人は皆んな死んでたかも。支流沿いの皆さんお気の毒様です。 >>44
拠点というか奈良並みに掘れば遺跡が出てくるようなとこだな 裏覚えだが確か総社市の川で道路公団?が要請した警備員が数人川の氾濫に呑まれて死んだ記事を見たんだか…非正規の非情に、憤怒と無念で震えが来たんだが… >>8
別に威張ってないだろ。
マスゴミが持ち上げでるだけ。 >>38
あれ総社だったのか?
横溝の疎開先は真備の方らしいが もう、公共工事ヤメて欲しいんですよね (5チョンねる) ←舌の根も乾かぬ内に >>46
当時美観地区の中通ってる川がギリギリ溢れそうになってる画像見たな…… 自治体を責めたり批難する報道ばかりでなく
こういった成功例や実例をもっと取り上げて欲しい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています