https://jp.reuters.com/article/saudi-politics-dissident-google-idJPKCN1MQ0GO

テクノロジー
2018年10月16日 / 07:32 / 11時間前更新
サウジ投資フォーラム、グーグルなど3社も参加中止
[15日 ロイター] - アルファベット(GOOGL.O)傘下のグーグルは15日、今月23日から3日にわたりリヤドで開かれる経済投資フォーラム「フューチャー・インベストメント・イニシアチブ」に参加しないと表明した。サウジの反政府記者ジャマル・カショギ氏がトルコのイスタンブールにあるサウジ領事館を訪問後に行方不明になった事件を受け、他社に続いてのボイコット表明となった。

グーグルは声明を発表し、グーグル・クラウドのダイアン・グリーン最高経営責任者(CEO)はフォーラムに参加しないと述べた。

カショギ氏の事件を受け、米配車大手ウーバー・テクノロジーズUBER.UL、米メディア大手バイアコム(VIAB.O)、フォード・モーター(F.N)など多数の米企業が参加を取りやめている。

さらに、当初参加を予定していた米ブラックロックのラリー・フィンクCEOと米投資会社ブラックストーンのスティーブ・シュワルツマン共同創業者兼CEOも不参加となった。関係筋が15日、ロイターに明らかにした。両社とも、ロイターに対し、コメントを控えた。

このフォーラムは、「砂漠のダボス会議」とも呼ばれる。