>>116
尾木ママ
「高校2年生で中退になっているでしょ。それで海外留学。聞こえはいいんですけど、
よく調べてみると、日本人ばっかりいる留学先の学校ですからね。
そこで甘やかされて今度はニュージーランド。

で、留学の実績みたいなのつくって通信制の高校出て、帰国子女枠で慶応に入っていく。
ものすごく裏街道というの? 隙間を縫うようにして上手に進んでいる」

 実家は港区元麻布の高級住宅街にあり、裕福な家庭に生まれた。
留学も汗水たらして実現させた夢ではなく、尾木ママはその効果を疑問視する。

 尾木ママの目には家族が面倒を嫌い、海外に“放り出した”ようにも映っているようだ。
 
「厳しい状況に一見置かれるんだけど、そこできっちりと家族が向き合ってないですよ。
お金があるから、スッと留学させたり。あんなの留学にならないですよ。
(更生の機会は)何回もあったと思います。
だったら、両親も真剣に向き合ったほうがいいんじゃないかとか、
学校の先生と相談しろとか、もうちょっと解決に向かった真剣勝負が欲しかったと思いますね」