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那覇市にある琉球王国時代の王家の墓、「玉陵」が、沖縄県の建造物として初めて国宝に指定されることになりました。

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これは19日に開かれた文化庁の文化審議会で、柴山文部科学大臣に答申されました。

那覇市の首里城近くにあり、新たに国宝に指定される「玉陵」は、1501年に築かれた石造りの墓で、琉球王国の歴代の王とその家族の遺骨が納められています。

琉球地方に現存する最古かつ最大規模の王家の墓として、文化史的に高い価値があると評価され、今回、沖縄県の建造物として初めて国宝に指定されることになりました。

このほか、栃木県真岡市にある北関東の装飾豊かな神社建築の先駆けとなった「大前神社」や、佐賀県有田町にある明治初期の繁栄を伝える外国人接待施設「旧田代家西洋館」など、合わせて9件の建造物が新たに国の重要文化財に指定されることになりました。

2018年10月19日 17時20分
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