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モーリー・ロバートソン解説:「中華帝国」復興の設計図 8/17(金) 19:29配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180817-00010007-newsweek-int

<「終身国家主席」習近平が推し進める壮大な民族主義国家の青写真とは?>
これはカナダの諜報機関が5月に発表した報告書で警告しているのですが、中国資本が
ニュージーランドのビジネスから大学の教育プログラムから研究施設にまで入り込んでいる。
つまり知的エリート層の多くが中国共産党のターゲットになっているらしいんです。

中国は出資や資金協力を通じて直接・間接的に、ニュージーランドの経済界に浸透している。
直近では国産蜂蜜「マヌカハニー」の有名ブランドの買収に動いているとも報じられています。
スケールの小さなニュージーランドの経済が中国への依存を深めると、やがて政治的な決定も
中国政府に配慮するようになるでしょう。実際に政治家への献金も活発化しています。

また、研究機関のステークホルダーになっておけば、中長期的に軍事技術に触れる機会も増えて
いくことが予想されます。ちなみにアメリカのトランプ政権は中国企業による米ハイテク技術獲得を
制限するため、対米外国投資委員会(CFIUS)の審査を強化する方針を表明しています。
また、アメリカから中国へのハイテク技術の輸出も強く制限しようと動いています。

さらに中国は、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの中華系メディアに入り込むために
「並々ならぬ努力」(報告書)をしている。
以前はこうした中華系メディアには台湾資本が広告を掲載していたこともあって民主的な内容
だったんですけど、全部淘汰されて中国政府寄りの内容になっている。

また、オーストラリアでは地元に暮らす中国人や台湾人の言動をも監視し、現地の華僑も
中国共産党への反対意見を口にできない環境を整えようとしています。まさにアクティブ・
メジャーズですよ。ニュージーランドは小さな国であり、中華コミュニティーもアメリカや
オーストラリアと比べて小さいので中国は実験的にやっているのでしょう。むき出しの
覇権主義......。「終身国家主席」習近平(シー・チンピン)による「国境なき言論統制」
に屈服してはいけない!