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奥穂高岳で遭難 51歳女性が死亡
2018年10月21日 23時42分

岐阜県高山市の北アルプス・奥穂高岳で20日、登山中の51歳の女性が寒さで動けなくなり、21日に救助されましたが死亡が確認されました。

20日午後5時半すぎ、50代の男性から「奥穂高岳にいる。雪で下山できなくなった」と警察に電話で連絡がありました。

このため、警察がヘリコプターで捜索したところ、21日午前8時すぎ、高山市の奥穂高岳の標高3000メートル付近で動けなくなっている男女3人を見つけ、このうち、茨城県土浦市の51歳の女性の死亡が確認されました。

一緒に救助されたいずれも50代の男性2人はけがなどはないということです。

警察によりますと、当時の現場の気温は氷点下2度で、5センチの積雪があり、風速15メートルの強い風も吹いていたということです。

警察は、関係者から話を聞き、詳しいいきさつを調べています。