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自虐的な動画が話題「東播磨ちゃん」が登場 兵庫 明石
2018年10月21日 18時55分

この春、兵庫県が制作したPR動画で、神戸や姫路に挟まれ目立っていないと悩む姿が話題となった架空のアイドル「東播磨ちゃん」が21日、地元の明石市の催しに登場しました。

動画は、兵庫県が東播磨地域をPRしようと、この春制作し、インターネットで配信しています。

県南部の3つの地域をアイドルグループに見立てて、神戸や姫路に挟まれて自信が持てずにいる「東播磨ちゃん」が、みんなに励まされ地域の魅力に気付いていくという自虐的な内容で、地元、明石市の市長が「明石焼きは全国区だ」などと苦情を寄せたことから話題となりました。

その「東播磨ちゃん」たち3人が21日、明石市で開かれた県の催しに招かれ、歌とダンスを披露しました。

そしてトークイベントでは「東播磨ちゃん」を演じる小西はるさんが「振付が難しく苦労しました。そのころは、こうした舞台に上がる機会が来るとは思いませんでした」と、撮影当時を振り返りました。

このあと、NHKの取材に応じた小西さんは「今、こうして全国の方々に注目してもらえて、明石市の市長さんに感謝しています。これからも機会があれば、イベントなどで東播磨をPRしたいです」と話していました。

東京から訪れたという男性は「会えてうれしかったです。明石は初めてですが、『明石焼き』などの食事がおいしく、また遊びに来たい」と話していました。
動画を制作した県は
動画を制作した兵庫県東播磨県民局の四海達也局長は「結果的にこれだけ大勢の方に注目してもらえて、PRには成功したと思う。『東播磨ちゃん』たちにはまた機会があれば、ぜひ他のイベントにも出てもらいたい」と話していました。