2018年10月24日 18時31分

　熊本市の藤崎八旛宮であった秋季例大祭で、行列に加わる飾り馬をむち打つ動画がインターネット上で拡散し、同市などへ「動物虐待ではないか」といった問い合わせが相次いでいる。例大祭は千年以上の歴史を持つとされ「たたくのは伝統だ」とする声もあるが、動画に写っていた男衆らは来年の参加を辞退することを決めた。

　熊本市によると、例大祭の行列は９月１６日に実施。動画は約３０秒間で、街頭を練り歩く合間の休憩時間を撮ったものとみられる。大きな掛け声を上げる法被姿の男性からむちを打たれる飾り馬が、逃げるように歩き回ったり後ろ足を蹴り上げたりしていた。

https://www.nishinippon.co.jp/sp/nnp/national/article/460037/
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