毎日新聞 2018年10月25日 12時40分(最終更新 10月25日 13時44分)

佐賀、福岡、熊本、長崎各県沖の有明海で２５日、養殖ノリの「種付け」が解禁された。佐賀市の沖合７、８キロには早朝から漁船が次々と繰り出し、赤や緑のノリ網を海面に広げると、カラフルなしま模様が浮かび上がった。

種付けはノリの胞子を付けたカキ殻をつるした網（幅１・６メートル、長さ１８メートル）を海面に張る作業で、海中に漂う胞子が網に付着してノリが芽吹く。約１カ月後には口どけが良いとされる「秋芽（あきめ）ノリ」となる。

　佐賀県はノリ生産量と販売額がともに１５年続けて国内トップ。今季は生産量１８億５０００万枚、販売額２３１億２５００万円を目指す。【池田美欧】

https://mainichi.jp/articles/20181025/k00/00e/040/261000c
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