https://jp.reuters.com/article/legal-us-roche-hldg-fda-idJPKCN1MZ06L

ビジネス
2018年10月25日 / 04:18 / 14時間前更新
塩野義とロシュ、新インフル薬「ゾフルーザ」が米国で承認
[24日 ロイター] - 塩野義製薬(4507.T)とスイス製薬大手ロシュ(ROG.S)は、インフルエンザ治療薬「ゾフルーザ」について、米食品医薬品局(FDA)から12歳以上の患者への適用承認を獲得した。

塩野義が開発したゾフルーザは既に今年、日本で承認済み。一方、FDAのゴットリーブ長官は声明で「FDAとしては新しいメカニズムで作用するインフルエンザ薬を約20年ぶりに承認した」と述べた。

ロシュはゾフルーザを日本と台湾以外で販売する。同社はインフルエンザ治療に一般的に使われている「タミフル」も製造しているが、タミフルの昨年の売上高は後発薬の参入で33%減少しただけに、ゾフルーザ投入でこの市場における立場を再び強められる可能性がある。