https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181031-00000004-htbv-hok

106年ぶりにクマが上陸した利尻島で、3ヵ月以上痕跡が見つかっていないことについて、
専門家は「北海道本島に戻った可能性が高い」との認識を示しました。
31日開かれた会議には、クマの生態に詳しい道立総合研究機構の間野勉博士や地元自治体が参加しました。
間野勉博士は「利尻島への上陸の目的はメスの探索。メスがいない時点で、北海道本島に戻った可能性が高いのではないか」と話しました。
間野博士らは31日朝、利尻島の山林を回り、島の環境がクマの生育に適しているか、調査を行いました。
利尻島では5月から7月までに30ヵ所でクマの痕跡が見つかりましたが、その後3ヵ月以上途絶えていて、会議では今後の対策が見直されます。