10/31(水) 20:29配信
毎日新聞

 秋田市で開催されている「第141回県種苗交換会」(JA秋田中央会主催)で、夏の甲子園で準優勝した金足農のエース・吉田輝星(こうせい)投手(3年)の祖父、理正(りしょう)さん(70)=秋田県潟上市=が生産したナシが、県知事賞に選ばれた。

 受賞したのは大玉の晩生種「かほり」。計278点が出品された「果樹」の分野で、秋田県知事賞に選ばれた7点のうちの一つに名を連ねた。1100グラムの重さがあり、糖度も高く「多汁で食味に優れている」と評価を受けた。

 理正さんが組合員として所属するJA秋田なまはげ(秋田市)の担当者は、「『かほり』は玉が大きい分、落下しやすい。台風接近もあった中、平均的な重さの700〜800グラムをはるかに超えるものを生産したのはすごい」と称賛していた。

 理正さんのナシは交換会を開催している秋田市の秋田拠点センター・アルヴェで展示されている。訪れた人はスマートフォンで撮影したり、「大きい!」「香りがすごく良い」と歓声を上げたりしていた。【高野裕士】


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