島根県出雲市の猪目洞窟遺跡から出土した古墳時代の人骨=島根県出雲市の出雲弥生の森博物館で2018年10月4日午前9時12分、山田英之撮影
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 関東に住む島根県出雲市出身者らでつくる「東京いずもふるさと会」が、古代出雲人のDNA解析をするため、インターネット上で募集していた支援金が1日までに、目標の200万円に達した。

 国立遺伝学研究所の教授らに委託して、出雲市内の遺跡などから出土した縄文〜古墳時代の人骨からDNAを抽出。古代出雲人がどこからやって来たのかを調べる。

 9月から10月までに120人が賛同した。岡垣克則会長は「謎の多い古代出雲人を調べることは、日本人のルーツを知ることにもつながる」と骨太の研究になることを期待。【山田英之】

毎日新聞 2018年11月1日 18時50分(最終更新 11月1日 18時53分)
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