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2003.06.12
IWC脱退視野に交渉を 自民、捕鯨で強硬姿勢要望
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030612-00000158-kyodo-bus_all
 自民党の水産総合調査会は12日、ドイツのベルリンで開かれている
国際捕鯨委員会(IWC)の年次会合で、IWCからの脱退も視野に入れ
強硬姿勢で臨むよう政府に求める決議を採択した。
 年次会合は5月下旬から始まっており、16日からの総会では、
反捕鯨国側が鯨類の保存強化を目的とする委員会の設立を含む決議案を
提出するとみられる。政府代表らは自民党の決議を「後ろ盾」に、
反捕鯨国と交渉する。
 自民党は、反捕鯨国の決議案が総会で可決された場合の対応として、
分担金の支払い凍結や、IWC脱退を視野に入れることを求めている。
また修正案や対抗案を他国と共同で提出することなども求めた。
 このほか、鯨類を減少させず将来にわたって持続的な利用を推進する
ことがIWCの本来の設立目的だとし「現在はその目的から著しく逸脱
している」と指摘した。(共同通信)