>>423
でも農水官僚のトップはハッキリと「脱退」とは言わない。w



2007.06.04
小林農林水産事務次官記者会見
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/jimujikan/070604jimujikan.htm

Q:
先日、終了いたしましたIWC総会の結果をどう評価なさっているかということと、脱退などの可能性を代表団が表明しましたけれども、その真意というのはどういうところにあるのでしょうか。

A:
今回のIWC総会の経緯はご承知のとおりでございますけれども、私どもとしては、このクジラ類の資源管理機関であるIWC、そもそものIWCの機能と言いますか、
そういうものを果たすべく、その機関としての正常化に向けて様々な努力を講じてきたわけであります。
それにも関わらず今回も反捕鯨国側の方では、鯨類の持続的利用を否定したり、またIWCの資源管理機関としての役割をいわば放棄しているというような、
そういうふうにも受け取られるということで、非常に残念ですけれども、私どもが進めてきたIWC正常化の可能性が見込まれないことがほぼ明らかとなった。
そういった認識をしているわけでございます。
そういう意味では、今後、我が国のIWCに対する対応を根本的に見直す可能性が出てきたために、総会におきまして発言がされましたけれども、
その中で国内関係者から強い要請のあるIWCからの脱退、あるいは国連海洋法条約に合致した新たな国際機関の設立、
あるいは沿岸小型捕鯨の自主的な再開等を例示として提示したと、こういった経過でございます。
これからは、こういった経過も踏まえまして、今後、国内関係者の皆さん、あるいは持続的利用を支持する国々、そういった各方面からも十分意見を聞きながら、これからの対応を検討していきたいと考えております。