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メキシコ 月のピラミッドの地下 「死後の世界」への入口が発見
文化
2018年11月04日 03:03

メキシコのテオティワカンの「月のピラミッド」を合同調査していた地元国立歴史人類学研究所、考古学科と国立自治大学の地球物理研究所は、ピラミッドの下に埋葬儀式で使用できる地下トンネルを発見した。ポータルサイト「メキシコニュースデイリー」が報じた。
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80年代に行なわれた発掘調査で、頭蓋骨が変形した人の遺骸や緑色石から成るさまざまな人工物が発見されていたことから、研究者らは、ピラミッドそのものの下にも類似物があると推測していた。

断層撮影装置でピラミッドをスキャンした結果、考古学者らは、深さ8メートル地点に、地下室へとつながる長さ15メートルのトンネルを発見した。
現在、その地下室内になにがあるかは分かっていないが、研究者らは迷路の大きさや発掘物の特徴からこの部屋の象徴する意味が推測できると考えている。

研究者たちは、ピラミッドの地下にはメソアメリカの住民たちが捉えていた「死後の世界」像があるのではないかとの見方を示している。

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