0281名無しさん@1周年
2018/11/05(月) 20:38:50.48ID:CS5aarX/0それでも不備が出てくれば、そこを修正すればいい話のように思うが
水道民営化は世界でトラブル続出、日本は英国の成功例に学べ(2018/10/23)
https://diamond.jp/articles/-/183019?page=3
■水道民営化の先駆者・英国に見習うべし 第三者機関によるチェックは必須
副作用の大きい水道民営化だが、それでも日本の水道事業の現状を見ると、水道事業体の半数は赤字経営であり、
民間の力を借りざるを得ないと吉村氏は指摘する。それでは、水メジャーに対してはどのように対応すべきなのだろうか。
吉村氏は、1989年から水道民営化に取り組んできた英国を見習うべきだという。
「当時首相だったサッチャーは、『必ず民間会社は利益を追求し、その結果サービスの低下、料金の値上げをするだろう』
と見越し、2000あった水道事業体を21の会社にして広域化を行なった上、国がチェックする機関を3つ創設したのです。
1つ目は、サービスの調査と料金改定の審査などをするOfwat、2つ目は、水質を監視・管理・指導するDWI、
3つ目は、税理士や法律の専門家、ジャーナリストなど180人がOfwatとDWIを逆チェックするCCWater。
日本もこのような第三者機関を設置しなければ、水メジャーだけではなく、国内巨大企業に好き放題やられ、
世界一安全な日本の水道水が維持できないことも十分あり得ます」
また、吉村氏は民営化を推進する前にやるべきことがあるという。
「それはずばり水道事業の広域化・統合化です。1400の地方自治体それぞれが水道事業を行うという現状の運営方法は
無駄が多い。1都道府県につき1水道事業体にする、その上で資金繰り、人手不足の解消、効率化などを目指しIoT化を
推進する。まずはこちらが先決すべき課題でしょう」