二階幹事長らの密会現場撮った 改憲審議入りに向け自民が国民民主抱き込む  

2018年11月6日 23:16

自民党の二階幹事長。党の最高実力者が出席する会合が、重要案件でないはずがない。=6日夜、ホテル・ニューオータニ 撮影:筆者=

 やはり国民民主党は自民党の補完勢力だったのか・・・そう思わざるを得ない光景だった。自民党の二階俊博幹事長らと国民民主党の玉木雄一郎代表らが、6日夜、都内のホテルで密会すると聞き、田中はマスコミの政治部記者と共にホテルのロビーに張り込んだ。

 会合は自民が国民民主を抱き込むため持たれたと見られている。国民民主を抱き込んでおけば、今臨時国会の焦点である改憲や入管法、水道法などの改正(改悪)で、与党が強行採決したとの批判をかわせるからだ。

 すでに国民民主の玉木代表は、安倍首相が泣いて喜ぶような考えを示している。10月31日の定例記者会見で「CM規制を導入することが憲法改正審議の大前提」と述べ、CM規制が導入されれば、憲法改正の審議に応じてよいと明らかにしたのである。