冬の味覚の代表格で、漁が6日に解禁されたズワイガニの生息数が日本海側で来年以降減少し、3年後には現在の約半分に落ち込むとの予測を、日本海区水産研究所(新潟市)が同日までにまとめた。

 原因は不明だが、生後3年以内に死ぬ個体数が増えた可能性があるという。

 同研究所は水産庁の委託を受け、今年5〜6月、能登半島沖から島根県・隠岐諸島西の山陰沖にかけ137カ所で推定生息量を調査した。

 国の基準では、雄は甲羅の幅が9センチ以上、雌は産卵可能な成熟状態であることが漁獲できる条件。調査の結果、こうした条件を満たすカニの量は雄雌ともに例年並みだったが、未成熟の稚ガニは過去20年で最低レベルだった。

 調査海域におけるズワイガニの推定生息量は約2万2000トンで、今年まで増加傾向が続いていた。しかし稚ガニの推定量を基に分析した結果、2019年に約1万9000トン、20年に約1万5000トン、21年には約1万2000トンにまで減少するとみられる。 

11/6(火) 18:27
時事通信
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