>>596
仏教が西洋哲学に劣ってるということはないよ。
世界の哲学思想は、

紀元前5世紀:古代ギリシャ → 道徳についての議論
紀元前5世紀:インド哲学(仏教) → 感覚器についての議論。五感意識、独我論、仮想現実など。
西暦十世紀頃:イスラム哲学 → 創造主について神学議論
西暦十六世紀:ドイツ大陸哲学 → 存在論。物自体について。
現在に至る。

こんな感じで、紀元前5世紀の釈尊から、西暦九世紀までは、インドの仏教哲学が世界最先端ぽいよ。

仏教について欧米のが詳しいなんてことはない。
しかも、カントやショーペンハウエル、二―チェたちドイツ哲学者がしていたのは、
西洋哲学に仏教哲学を吸収することであって、
まあ、西洋哲学が東洋哲学より優れていたなんてことは簡単にはいえない。