1993年、クライスラーから100万円以下という値段で2リッターのセダンが発表されました。
当時、日本で2リッタークラスのセダンといえば、アコードやカムリが200万前後といった価格だっただけに、
その驚異的な値段から、「日本車キラー」という愛称が生まれました。

その車は、クライスラー・ネオン。

(略)

早速日本の各社は、こぞってネオンを購入し、徹底的に分解して検証を行いました。
その結果、エンジンからトランスミッション、内外装
全て安物の粗悪品と判り、見習うべき物はありませんでした。