キッシンジャー・周恩来極秘会談:1971年10月22日

周:日本はすでに豊かな国に育った。今問題なのは、日本の多くの人々が
  日本の米軍基地撤退を要求していることだ。沖縄をはじめ日本の米軍基地の
  今後の役割についてはどう考えているか。

キ:日本人が駐留軍の撤退を望むならいつでも、米軍は撤退する。
  首相(周恩来)はその日が来ることを喜ぶべきでないと思う。
  米国が日本を経済大国にしたことを今日後悔しているように、
  中国もいつの日かそのことを後悔する日が来るからだ。

周:それは二つの異なる問題だ。米軍撤退は友好関係の中だけで可能であり、
  敵意の中ではできない。

キ:その通りだ。もし、日本が安保条約の破棄を申し出れば一年以内に駐留軍を撤退させる。



今でも、これがアメリカの本音なのかね。