☆ 夜の政治スレです

立憲民主党の有田芳生参院議員が7日の参院予算委員会で、「拉致被害者家族は、何も説明してくれないという気持ちが強い」と、安倍晋三首相を批判したことが波紋を呼んでいる。
安倍首相が強硬に反論しただけでなく、被害者家族からも疑問の声が上がっているのだ。

有田氏は、安倍首相と、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長による日朝首脳会談が実現する「条件」について質問した。
安倍首相が、交渉の進め方については明らかにできないと説明したところ、有田氏は「拉致被害者家族はずっと我慢しているわけですよ」といい、家族の気持ちを代弁するかのような冒頭の発言が飛び出した。

これに対し、安倍首相は「にわかに、あなたの言ったことは信じることはできない。私は何回も皆さん(=被害者家族)にいろんな話をさせていただいているし、できる限りのことをお話しさせていただいているつもりだ」と反論した。
ちなみに、安倍首相は今年だけで、拉致被害者家族と6回面会し、7月には、帰国被害者の曽我ひとみさん(59)と首相官邸で会っている。

被害者家族は、有田氏の発言にどう思うのか。
増元るみ子さん(65)=拉致当時(24)=の弟、照明さん(63)は「(拉致被害者)家族の中で有田氏に、そんな心情を吐露する人がいるとは思えない。有田氏こそ、何度も北朝鮮に行って情勢に詳しいのだから、家族に対して(面会ではなく)手紙で説明すべきではないか」と話した。

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