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東北新幹線車内で煙 4人気分悪く モバイルバッテリー原因か
2018年11月9日 19時18分

9日夕方、上野駅と大宮駅の間を走行中の下りの東北新幹線の車内で煙が出ているのが確認され、列車は緊急停止し、大宮駅まで走行したあと運転を打ち切りました。JR東日本は電子機器用のモバイルバッテリーが原因ではないかとみて詳しい状況を調べています。

JR東日本によりますと、9日午後6時前、東京発盛岡行きのはやぶさ65号が、上野駅と大宮駅の間を走行中、6号車の車内から煙が出ているのが確認され列車は緊急停止しました。

車掌が消火器で消火作業を行うとともに、列車は、大宮駅まで走行したあと運転を打ち切りました。

乗客は後続の列車に乗り換えてもらうということです。

JR東日本は、電子機器用のモバイルバッテリーが原因ではないかとみて詳しい状況を調べるとともに、けが人や気分が悪くなった人がいないか確認しています。
女性4人 “気分が悪くなった”
警察によりますと、これまでに新幹線の車内にいた女性4人が煙を吸い気分が悪くなったと訴えているということです。

現在、警察が大宮駅のホームで下ろして4人から当時の詳しい状況を聞いているということです。

現場では異臭

煙が出た東北新幹線は午後7時現在、大宮駅に停車したままです。6号車の車内には、小型のバッテリーのようなものが黒く焦げた状態で床に落ちているのが確認できます。周囲では鼻の奥がツンとするような異臭がしています。車内の床には消火剤の泡が散乱していて、消防隊員などが現場の状況を確認しています。

https://this.kiji.is/433576328131708001

北新幹線、体調不良の4人を救急搬送
2018/11/9 19:3611/9 19:50updated
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 JR東日本によると、発煙があった東北新幹線で体調不良を訴えた乗客4人が救急搬送された。