拘束犯「世俗の組織」と安田さん

内戦下のシリアで拘束され、3年4カ月ぶりに解放されたジャーナリスト安田純平さん(44)が10日、
東京都内で共同通信の取材に応じ、自身を拘束したグループを「宗教的なものを気にしない世俗の組織」と指摘した。
当初は国際テロ組織アルカイダ系のイスラム過激派に捕らわれたとの見方があったが、過激思想は「全く感じなかった」と語った。

 仲間内では暗号を使って無線でやりとりするなど「かなり組織化された集団だった」と述べた。
パンや菓子の工場を営む一方、「自活の一環」として身代金目的で外国人の拉致も繰り返す組織との見方を示した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181110-00000117-kyodonews-soci