日銀が買い取った国債は、すでに450兆円近くになってるってけど、これは返す必要がないもの。

理由:

@償還期限が来ても、国債乗換を行って、別の国債にすることで永遠に期限を延ばせる。
A国債に利息が発生しても、日銀は得た利益を国庫納付金として政府に戻すことになっている。

つまり450兆円は日銀の運用で返済しなくていいようになってる。

■日銀のマネタイズで返済が不要になることのソース
日本の政府債務残高、実は世界最速ペースで減少−実効ベース 2016年6月2日
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-06-02/O84Q5M6S972C01
>実効ベースで見た場合、公的借り入れ負担は年間にGDPの15ポイントに相当するペースで急減しているとの推計もあるためで、
>そうだとすれば一段と管理可能な水準に向かっていることになる。

>変貌の謎を解く鍵は日本銀行による先例のない日本国債買い入れだ。一部エコノミストはこれを政府債務の「マネタイゼーション(貨幣化)」と呼ぶ。
>政府のバランスシートに国債の負債は残るが、もはや民間部門が保有するわけではないため、実効ベースでは関係ないというのが、
>一部識者の見方だ。

>日銀保有の政府債務の少なくとも一部が償却されるということが明確になれば、家計のセンチメントを向上させる一因になるだろう。日本の消費者が
>グロスベースの政府債務全てを負担するわけではないと理解することにより、ムードは改善する可能性がある。
・・・・・
> 英金融サービス機構(FSA、英金融行動監視機構 =FCA=の前身)の元長官で、現在は新経済思考研究所の会長を務めるアデア・ターナー氏は、
>「日本の政府債務が通常の意味で返済されるとの信頼できるシナリオはないと確信する」とコメント。
>「公的債務の一部は日銀によって恒久的にマネタイズされるため、全ての返済は不要だと日本の国民に明確にするのが有益だろう」と語った