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テクノロジー
2018年11月9日 / 01:31 / 16時間前更新
中国の小米、英国でスマホの旗艦機発売　英市場初参入

［ロンドン　８日　ロイター］ - 中国スマートフォン（スマホ）大手の小米（シャオミ）(1810.HK)は８日、英国でスマホの旗艦機種「Ｍｉ８Ｐｒｏ」の販売を開始した。初参入となる英市場では、圧倒的なシェアを占める韓国・サムスン電子(005930.KS)と米アップル(AAPL.O)に対抗する。

発売を前にインタビューに応じた王翔・上級副総裁（副社長）は、英国には「クール」な要素があり、同社のアピール点と合致していると強調。「若々しくエネルギッシュで、われわれの企業文化にうってつけの場所だ。小米ファンにとって最高にクールな企業になりたいと考えている」と述べた。

同社は海外進出を始めた当初、インドなどアジア市場に照準を定めていたが、１年前にスペインに進出し、今年はフランスとイタリアでも販売を開始している。インドでは今年に入ってスマホ販売で首位の座をサムスンから奪っており、調査会社カナリスによると、スペインでは既に第３位に躍進している。

同社が８月に発表した４─６月期決算によると、海外の売上高は前年同期から２倍以上に増加した。

王氏によると、英国では人工知能（ＡＩ）を用いたデュアルカメラなどの機能を搭載したＭｉ８Ｐｒｏのほかに、エントリー機種「Ｒｅｄｍｉ（紅米）６Ａ」も投入する。価格は９９ポンド（１３０ドル）から。

販売はネットと実店舗の両方で行う。ロンドンのショッピングモールで今月１８日にオープンする予定の公認販売店も含まれる。