NPO法人「KHJ全国ひきこもり家族会連合会」(本部・東京)が10日、広島市で全国大会を開き、地域での孤立を防ぐための方策を議論した。同連合会の2017年度調査でひきこもりの人の平均年齢は34・4歳、家族は64・5歳。親が高齢になると病気や介護、経済的困窮が重なり、福祉の現場では親が80代、子が50代のケースを「8050問題」として、支援が急務になっている。
 横浜市では今月、自宅で死亡した母親(76)の遺体を放置したとして、同居の息子(49)が逮捕された。警察によると長年ひきこもり、他人と会話がほとんどできず、取り調べに筆談で応じているという。

2018.11.10(Sat)
デイリースポーツ
https://www.daily.co.jp/society/human_interest/2018/11/10/0011808592.shtml