11日午後1時ごろ、京都市伏見区の京都競馬場で行われたJRA(日本中央競馬会)の第6レースで、和田竜二(41)、幸(みゆき)英明(42)、川又賢治(20)の3騎手が落馬した。市消防局やJRAによると、2人が病院に搬送され、和田騎手が胸や腰の骨折や肺挫傷の疑いがあり、幸騎手は右ひじ骨折の疑いがある。川又騎手に目立ったけがはなかったという。

JRAによると、第4コーナーで和田騎手のエトワールドパリが、前方で内側に斜行したメイショウワザシと接触し転倒。他の2騎手の馬も巻き込まれる形となった。3人は落馬でレースを中止。和田、幸両騎手はその後のレース出走を取りやめたが、川又騎手は第11レースのエリザベス女王杯で騎乗した。メイショウワザシの秋山真一郎騎手(39)は17、18日の2日間の騎乗停止となった。【中津川甫】

毎日新聞2018年11月11日 16時56分(最終更新 11月11日 18時32分)
https://mainichi.jp/articles/20181111/k00/00e/050/192000c