https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201811/0011812401.shtml

使い込みを隠すために、現金330万円を盗まれたという虚偽の110番をしたとして、
兵庫県警葺合署は11日、偽計業務妨害の疑いで、神戸市中央区の会社員の男(39)を逮捕した。
同署の調べに、容疑を認めているという。

逮捕容疑は、同日午後0時10分ごろ、ひったくりの被害にあったと虚偽の通報をし、
警察官に捜索させるなどして業務を妨害した、とされる。

同署によると、男は神戸市中央区の生田川公園のトイレから「現金330万円の入ったかばんをひったくられた」と通報。
聴取に対し、「用便中に肩に掛けていたかばんを取られた」と説明したが、現場の状況と合わなかったという。

同署員が不審な点を確認したところ、男は通報が虚偽と認めた。
「会社の売上金を使い込んでしまい、盗まれたことにすれば責任を逃れられると思った」などと供述しているという。