11月上旬に発見されたばかりのマックホルツ・藤川・岩本彗星(C/2018 V1)が、11月下旬ごろまで明け方の東の空に見えている。明るさは8〜7等の見込みだ。

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11月上旬にマックホルツさん、藤川繁久さん、岩本雅之さんによって発見されたマックホルツ・藤川・岩本彗星(C/2018 V1)は、11月中はおとめ座付近にあり、明け方の東の低空に見える。金星やスピカを目印におとめ座の星を見つけ、そこから彗星の位置の見当をつけよう。

マックホルツ・藤川・岩本彗星は12月3日に太陽に最接近し、その後は夕方の西の低空に見えるようになる。

11月中旬から下旬ごろの見え方(場所の設定は東京、金星の位置は11月20日)。日付横の括弧内は予想等級。彗星は模式的に表現している。
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赤道座標の星図(各惑星の位置は11月20日)。日付横の括弧内は予想等級。彗星は模式的に表現している。
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AstroArts 2018/11/12
http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10305_ph1811al