県は12日、酒田市の30代男性が風疹に感染したと発表した。現時点でこの男性以外の感染報告はないという。県内での感染の届け出は今年3人目。

県薬務・感染症対策室によると、男性は今月10日にのどの痛みを訴え、12日に38度台の発熱や全身に発疹の症状がみられたため、医療機関を受診した。風疹の感染疑いがあったため、この日のうちに県衛生研究所で検査を受けたところ、感染したことが分かった。

同室によると、男性は症状が出る前、感染が拡大している関東地方に出掛けていたが、感染場所は不明という。県庄内保健所は男性の家族や職場の同僚などに症状が出た場合、速やかに連絡するよう指導した。

http://yamagata-np.jp/news/201811/13/kj_2018111300245.php