ハンギョレ新聞
【防弾少年団のTシャツは果たして愛国心の象徴なのか】
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/32095.html
>1943年、日本の広島で生まれて被爆被害を受けた
>第1世代韓国人被爆者のシム・ジンテ韓国原爆被害者協会陜川支部長は、ハンギョレとの電話インタビューで
>「原爆写真は光復の象徴として適切ではない。韓国は被爆者2400人以上が依然として生存している国だ。
>原爆が“痛快”なことではないはずだ」と指摘した。

>翰林大学日本学研究所のオ・ウンジョンHK研究教授は「(テレビ朝日の)出演取り消しは間違っている。
>極右が(防弾少年団のTシャツを)嫌韓の口実としている」と指摘しながらも、
>「しかし、同時に韓国が原爆問題について過渡に被害者と加害者の構図に閉じ込められているのではないかと思う」
>と指摘した。オ教授は「核兵器は基本的に人類の最も悲劇的な破壊だった。
>日本人らの死を解放の喜びが込められた万歳写真と並べるのが果たして適切なのかについて考えなければならない」
>とし、「原爆が日本の降伏を多少早めたかも知れないが、結果的には不要な殺傷だったという歴史学界の議論もある。
>もう少し省察的で繊細な世界史的歴史認識をもとに、核問題だけは“ナショナリズム”を超える必要がある」と説明した。