>>463

いま、目の前の本棚に、
新日本出版社(日本共産党出版部)が1975年に発行した「日本共産党と日中問題」という本がある。
いま検索してみたら、とてつもないプレミア値になっていた。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/daikokudo/j291125020427.html?sc_i=shp_pc_search_itemlist_shsrg_title#ItemInfo
(俺は地元の古書店で200円で買ったんだけど)

これがもう、最初から最後まで、中国共産党を激烈に罵倒しまくってる内容で、
その‘罵倒’が左翼ならではの理屈っぽい文章で書かれているところが面白い。

その一部を、ここにリライトしてみる。
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「そもそも毛沢東一派が、『毛沢東思想』を『現代におけるマルクス・レーニン主義の最高峰』などと一人決めし、
全世界の革命運動が、これを最高の『指導理論』として崇拝することを要求していること自体、
『毛沢東思想』なるものが『最高峰』であるどころか、
マルクス・レーニン主義に反するものに転化してしまっていることを証明している。
これらの主張は、いかなる科学的根拠も持たないまったく非科学的独断に過ぎない」

「毛沢東一派は、その『プロレタリア文化大革命』なるものの過程で、
党規律を乱暴に否認し中国革命の最高の指導部隊である中国共産党の党組織の解体と私物化を大規模に実行してきた。

「毛沢東一派は、『今日は大変動、大分化、大再編の時代である』などという分裂主義のスローガンを掲げてその撹乱活動を合理化しつつ、
国際共産主義運動全体の公然たる分裂と毛沢東一派の支配の実現めざしてまっしぐらに進んでいる」