※週末政治スレ

政府が来年の消費増税に合わせて検討している景気対策について、麻生副総理兼財務大臣は「ばらまいた結果、財政再建が全然進まなかったというのでは話が違う」と述べ、財政再建とのバランスを図りながら予算規模を詰めていく考えを示しました。
政府は来年10月の消費増税に合わせて、景気の落ち込みを防ぐため「ポイント還元制度」の導入や「プレミアムつき商品券」の発行などを検討しています。

これに関連して、麻生副総理兼財務大臣は、閣議のあとの記者会見で、今回の対策の予算規模が4年前の増税の際に行った対策を上回るか問われたのに対し、「税率の上げ幅が3%と2%では違うし、今回は軽減税率なども導入する。景況感も、あの頃とはだいぶ違い、経済指標もいいが、どのぐらい必要かは今の段階では分からない」と述べました。

そのうえで、麻生副総理は「消費税率の引き上げの目的の一つは財政再建だ。そういった意味では、景気対策としてばらまいた結果、財政再建が全然進まなかったというのでは話が違う」と述べ、財政再建とのバランスを図りながら、年末にむけて予算規模を詰めていく考えを示しました。

NHK NEWS 2018年11月16日 13時01分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181116/k10011712991000.html