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台車亀裂でJR東海 台車の交換終了
2018年11月17日 6時41分

去年、東海道・山陽新幹線の台車に亀裂が見つかったトラブルを受け、鋼材が設計より薄く削られていることがわかったほかの台車のうち、JR東海が所有する列車ですべての交換が終わりました。JR西日本の台車も年内をめどに交換が終わる見通しです。

去年12月、東海道・山陽新幹線の台車に亀裂が見つかったトラブルでは、製造した川崎重工業が削ってはいけない鋼材を薄く削っていたことが明らかになりました。

鋼材が設計より薄く削られていた台車は、ほかにもJR西日本が所有する列車に101台、JR東海に46台あることがわかり、交換が進められています。

このうちJR東海では今月14日までにすべての台車の交換が終わったほか、設計上の厚さは満たしていたものの、傷が見つかった3台の台車についても合わせて交換しました。

JR東海は「製造元とともに今後も台車の検査を適切に行い、安全運行に努めていきたい」としています。

一方、JR西日本の台車についても、年内をめどに交換作業が終わる見通しだということです。