[北京 18日 ロイター] - 中国外務省は18日、中国と協力することによって途上国が債務のわなに陥ることはないと主張した。ペンス米副大統領の発言を受けて、中国外務省の華春瑩報道官がオンライン上に文書を発表した。

報道官は「途上国は中国と協力することで、困難な債務状況に陥ることはない。逆に、開発能力や生活水準の向上につながる」と述べた。

ペンス副大統領は17日、パプアニューギニアで開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で、中国の「一帯一路構想」を念頭に、主権を脅かすような融資を受けてはならないと警鐘を鳴らした。

2018年11月19日 / 08:28
ロイター
https://jp.reuters.com/article/china-usa-idJPKCN1NN0V4